【捨ててこそ得る】私がスマートウォッチを手放した理由
最近、2年間愛用してきたスマートウォッチを手放すことにしたんだけど、
なぜ手放すことにしたのか、この記事にまとめてみることにした。
前提|必要最低限のモノで生活したい
私は生活や効率を改善することが趣味の一つでもある。
その一環として、私はよく「捨てられるものはないか」と考える。
ライフスタイル上、引っ越しの回数が多かったり、限られた居住スペースで快適に過ごすために、
私は必要最低限のモノを所持して生活したいと考えている。
そんな折、2年間使っていたスマートウォッチが、接触不良で充電しづらくなる不具合が生じ、
これは本当に必要か、と考える機会になった。
当初スマートウォッチを購入した理由
スマートウォッチを購入しようと思った理由は主に以下の3つだ。
- Suicaを腕に取り付けられることに魅力を感じた
- 学生時代ランニングをよくしていたので記録をつけたいと思った
- 睡眠の時間と質を記録したいと思った
私が使っていたスマートウォッチ
「Garmin Venu SQ」
https://www.garmin.co.jp/minisite/vivo/venu-sq/
スマートウォッチを購入したのは2021年だが、その頃はSuicaに対応しているメーカーが、
FitbitとGarminしかなかった。
(スマホがAndroidなので、Apple watchはそもそも選択肢になかった。)
その中で、機能性やデザインなども様々加味して選んだのが、
Garmin Venu SQだった。
当時の購入価格は¥27,800
当時学生の私にとって(もちろん今も)、決して安い金額ではない・・・。
主な機能は
- 心拍数測定
- 睡眠時間と質の記録
- ボディーバッテリー表示
- ワークアウトの記録(ランニング、ウォーキング、バイク等)
などがある。
これにSuicaが搭載されていて、スマホからチャージもできるというこ
手放した理由
それではいよいよ、この便利なスマートウォッチを手放した理由を述べていく。
理由①「改札機が右側にある」
この理由は地味だけれど、一番効いたかもしれない。
何せ、改札機はほぼ毎日通るのだ。
そして私は特に、通勤時の乗り換えが2回ある。
その中で改札機を5回は通らなければならない。往復で10回。
ほぼ毎日出社するとなると、一ヶ月で200回は改札を通る計算になる・・・。
その度に、左手を右側に交差して、改札機にタッチするのは意外と大変だ。
実際、左側からタッチすることで、結構な頻度でミスタッチが生じた。
その上ちゃんとタッチしようと意識すると、他の人よりも改札を通るのがワンテンポ遅れて、
後ろの人から何回も靴のかかとを踏まれた。
何度かスマートウォッチを右腕につけようかなと考えはしたけれど、
右利きなのに右腕に腕時計を付けるのは、違和感がある。
理由②「耐用年数が短い」
スマートウォッチがそもそも何年くらい使えるものなのか知らなかったけれど、
接触不良で充電がしづらくなったときは、「え、もう??」と思った。
2年毎日寄り添った代物ではあるけれど、3年は少なくとも正常に使えると思っていたので、少しがっかりだった。
特に、充電しづらくなると、毎回充電の度に感じるストレスは大きい・・・。
このような不具合が起こったのを見て、今後ほかにもいろんな不具合が生じるのは時間の問題だなと思ったのであった。
理由③「耐用年数のわりに値段が高い」
しかしだ。このスマートウォッチは曲がりなりにも3万円弱で購入したもの。
2,3年で寿命が来てそのたびに買い替えないといけない、と考えると、コスパが悪い気がしてならなかった。
スマートウォッチのためだけに、年間1万円ほどの出費をしなければならないことになる。
それならば、少し高いブランドの腕時計をもっと長く使ったほうがいいのではないだろうか。
理由④「そもそも腕時計すらいらない」
そして極めつけはこの理由だ。
結局考えた末、私は気づいてしまった。
腕時計って、私には必要ない、ということを。(倒置法)
購入した当初は、様々なヘルスパラメータに憧れていたし、感心していた。
「こ、こんなにたくさんのパラメータがたった一つの腕時計でわかるのか!」と。
しかし、2年使用して気づいたことがある。
これらのパラメータを、最近はほとんど見ていない。
見たとしても、特に有益がない。
睡眠時間と質を記録してくれるのはその中でもまだありがたかったけれど、
正直なところ、精度がそこまで高くない印象を受けた。
寝ていないのに寝てる判定されたりするし、何といっても昼寝は計測できない。
仮眠も計測してくれたらもっと有益だったなと思った。
睡眠の質に関しても、どれくらい精度高く測れているのか謎だった。
結局、スマホがあれば十分
それで結局、スマホがあれば十分だという結論にたどり着いた。
スマホをおサイフケータイ対応のものに変えてしまえば事足りる。
スマホを右手で持って改札機を通ればスムーズだし、時間が知りたければスマホを見ればいい。
ランニングの記録などもスマホで十分計測できるんだ。
さいごに
今回は、スマートウォッチを手放した理由について記事にしてみた。
ちなみに、2年間私と寄り添ったGarmin Venu SQは、楽天ラクマで1万円で売れた。
2年使ってこれだから、リセールは悪くないと思う。
Apple watchなんかは需要が高いから、最初から売却する前提で購入すれば、
かかるコストはだいぶ抑えられるのかなと思う。
どうしても欲しい人は、そういう運用を検討したらいい。
ただ私自身は、プラスアルファで安くない料金を支払い、
腕に時計やヘルスパラメータ計測などの付加価値を付ける必要はないな、と判断した次第だ。
また、これは手放したメリットとして感じることだけど、
持ち物を一つ減らすことができたというのは大きい。これが地味に効いてくる。
というのもスマートウォッチは充電式で、一応3~5日くらいは充電が持つのだけれど、
旅行などに出かけるときは、専用の充電ケーブルを持っていく必要がある。
また、スマートウォッチが常に左腕にあると、意識(脳のリソースの一部)が奪われる。
スマホの通知が随時飛んできたりするからだ。
また、お風呂に入る前に外したりとか、
お手入れしたりとか、充電したりとかするのが地味に面倒なんだ。
こういうものから解放された、と考えると、手放した効果は決して小さくはない。
モノを所持すれば便利になるが、その分支払うコストも生じているということを忘れてはならない。
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