ポールサラディノ氏が提唱するAnimal-based dietとは?
最近、ポールサラディノ氏(Paul Saladino)が提唱するAnimal-based dietについて、
本を読んだり、彼の動画を視聴する機会があった。
彼の食事法からは、人間の心身の健康を考える上で重要なことを学ぶことができる。
そんなポールサラディノ氏について、今回は記事にしてみた。
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ポールサラディノ氏について
Paul Saladino(ポールサラディノ)
ワシントン大学およびアリゾナ大学にて学問を治め、医学博士を取得。
現在はカリフォルニア州のサンディエゴにて開業医を行ない、
オンラインで世界中の患者を診ている。
カーニボア食(Carnivore diet)の第一人者である。
※彼はカーニボア食のことをAnimal-based dietと言うことが多い。
幼少期から自己免疫疾患による湿疹に悩まされてきたが、
この食事法によって、病状が劇的に回復。
このことに衝撃を受け、情報発信を行ない、多くの患者を回復に導いてきた。
ポールサラディノ氏が提唱するAnimal-based dietとは?
Animal-based dietとは、
肉、レバー、乳製品などの動物性の食物を中心とした食事のことである。
彼によると、最も人間に必要な栄養が含まれている食物が肉である、とのこと。
Animal-based dietを日本語にすると、動物性の食事、といった感じだろうか。
はたまた先述の通り、カーニボア食、と言ったりもする。
彼のYoutube上ではAnimal-based dietと言っているところしか聞いたことがないが。
カーニボア(Carnivore)を辞書で調べると以下のような意味がある。
彼の推奨するAnimal-based dietでは、
肉、生乳、チーズ、バターなどの動物性食物を中心に、
フルーツなどの食物から糖分(炭水化物)を補給する。
したがって、米は食べない。
また、Animal-based dietでは、植物性食物を非推奨としている。
つまり、野菜は食べない方がいいという立場をとっている。
というのも、野菜など植物には動物のように足や歯や牙など外敵から身を守る機能が備わっていないため、ディフェンスケミカルという毒素を体内に保持して身を守っているらしい。
これらの毒素が少なからず人間にも悪影響を及ぼすのだ、という主張だ。
現に、彼自身が野菜を食べるのを辞めてから湿疹などの炎症が治まったというので、一理あるのかもしれない。
ポールサラディノ氏がAnimal-based dietを推奨する根拠
彼がAnimal-based dietを推奨する根拠は、先ほど述べた彼自身の体験に基づく。
また、これまでにも多くの患者にカウンセリングを行い、様々な疾患から回復に導いている。
- 摂食障害、産後うつの女性
- 元ビーガンで思考力低下や疲労を抱えていた女性
- 不安障害、不眠症、肥満の男性
- 慢性炎症性脱髄性多発神経炎の男性
上記の患者たちが、Animal-based dietを取り入れることによって劇的に回復している事実がある。
Animal-based dietによって、身体的な不調が改善されることはもちろんのこと、
精神疾患まで改善されている事例が多い。
食事で精神的な病気まで改善するとは驚きだ。
また、Animal-based dietを信じる根拠として、
狩猟民族時代の人類がある。
狩猟時代は、人間は肉を大量に摂取していた。
そしてその時代には、現代に存在する数多くの病気や疾患はなかった。
そういうことを考えても、人間の体質、DNA的な観点からは、
Animal-based dietが合っているのではないか、という主張をしている。
ポールサラディノ氏から学べること
彼が湿疹で苦しんでいたころ、ステロイド剤を飲んで対処していたが、
根本的な解決にはならなかった。
また、彼は医学を学んでいながらも、このような病気を根本的に治療することが叶わなかった。
このような経験から、現在の医学の限界を痛感したという。
そこで、どうすればこの病気が根本的に解決するのかを研究し、
食事法を改善する、という解決策に至ったそうだ。
彼が発見した食事法では、
現在は常識とされている野菜は健康のために重要だ、
という固定観念を覆している。
しかし、時として大多数がよしとしていることに疑問を呈しながら、
真実を探求していく姿勢というのは、誰しもが持つべきものではないかと思う。
ポールサラディノ氏が提唱するAnimal-based dietからは、
心身の健康を目指すうえで学ぶべきことが多い。
野菜を全て断つ、ということは難しいかもしれないが、
栄養学の観点や、食事法、世の中にある加工食品の真実など、
参考にしたいことが多い。
今後、続けてポールサラディノ氏が発信する食事法を、
本ブログにて取り上げていけたらと考えている。
ポールサラディノ氏が提唱するAnimal-based dietに関する書籍
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